7メガで国内2局、28メガで中国2局とオーストラリア1局の合計5局と交信できました。
最初は7.041で国内のCQをひろってみました。CQ局をダブルクリックすると、標準メッセージがセットされます。また、Tx even/1st のチェックボックスが自動でセットされます。
このTx even/1st は、時刻の00/30秒の時に送信するか、15/45秒の時かを指定します。CQ局と同じだと、お互いに送信がぶつかってしまうので別々にするのですが、手動で切り替える必要があると思ってました。
送信許可ボタンをクリックすると、あとは勝手に交信を続けてくれます。
交信の流れ(参考)
UTC dB DT Freq メッセージ
023415 -12 0.1 953 CQ VK4TDW QG64 この行をダブルクリック。
023431 0 0.0 953 VK4TDW JG2JFJ PM84 送信許可で最初の呼出し。
023445 -5 0.1 953 JG2JFJ VK4TDW -21 相手からSNが返信される。
023500 0 0.0 953 VK4TDW JG2JFJ R-05 Rは了解。こちらからSN送信。
023515 -7 0.2 953 JG2JFJ VK4TDW RR73 相手から了解&終了コール。
023530 0 0.0 953 VK4TDW JG2JFJ 73 こちらからも終了コール。
02時34分15秒から受信したCQがデコードされ、表示された行をダブルクリック。そして送信許可をクリックして送信開始は02時34分31秒。1秒遅れたけれど送信されたという事かな。QG64やPM84はグリッドロケーター。
こちらからの呼出しに02時34分45秒に応答としてSN値(-21)を受信。
15秒後の02時35分00秒にこちらから相手のSN値を送信。頭のRは受信を了解の意味なのか、呼び出し側という意味なのか。
次の15秒後の02時35分15秒に相手から終了コール。WSJT-Xの標準メッセージではRRRとなっているけど、RR73に修正すべきなのだろうか?RRRのままだと自動交信に不具合があるとかなんとか。CQ出す時は考えよう。
最後は02時35分30秒。こちらから73を送信して交信完了。その後、VK4TDWは再度CQを出し始めたので、こちらからの73は届いたようです。
以上で交信は完了。操作は最初のダブルクリックと送信許可ボタンのクリックだけ。SN値の送受信や終了コールは全て自動なので見ているだけでした。
(こちらの信号は-21というレポートなので、よく拾ってもらえたと思う。)
今日の交信中、送信許可をクリックしたら、通信エラーが発生。
この通信エラーが直らず、WSJT-Xをリセットして、設定からやり直して復帰。
ハムログを同時に起動しているとエラーが起きやすいみたいでした。
なので、今日は手動でログを取る事にしました。
ログファイルはWSJT-Xのファイルメニューにある「ログディレクトリを開く」でフォルダが表示されるので、その中のALL.TXT というファイルをエディタで開けばログが見れます。
このログには、デコードした全てのデータが並んでます。この中から、必要なログデータを抽出してコピペします。
さっきの交信部分を抽出すると
231029_023415 28.074 Rx FT8 -12 0.1 953 CQ VK4TDW QG64
231029_023431 28.074 Tx FT8 0 0.0 953 VK4TDW JG2JFJ PM84
231029_023445 28.074 Rx FT8 -5 0.1 953 JG2JFJ VK4TDW -21
231029_023500 28.074 Tx FT8 0 0.0 953 VK4TDW JG2JFJ R-05
231029_023515 28.074 Rx FT8 -7 0.2 953 JG2JFJ VK4TDW RR73
231029_023530 28.074 Tx FT8 0 0.0 953 VK4TDW JG2JFJ 73
これが1交信で交わしたログの全てです。
本来、自動的にハムログとかeQSLに登録されるべきなのですが、今回は手動。
詳細は別掲しますが、LOTWへ送信する署名付きログファイルをTQSLというアプリで作成します。この作成したログファイルをeQSLやQRZ,comへインポートできました。もちろんLOTWにも登録済です。
ハムログへは先に手作業で入力したので、TQSLとハムログの二つに同じデータを手作業で登録しました。先にTQSLでログファイルを作っていれば、ハムログにもインポートできたのかも。
まあ、手作業だととても面倒でした。これはなんとしても自動化しないと交信どころではないです。